今年2月は中華圏の春節を迎え求職活動が一年で最も盛んになる時期となります。
応募者との面接過程において企業側が伝えるべき内容を共有します。
しっかりアピールをして優秀な候補者から選ばれる企業になりましょう。
1. 仕事内容・ミッション
台湾ではジョブ型の雇用が多く、自分の業務範囲ではないことについてはやらない傾向があるため、面接時には仕事内容やミッションを具体的に明確に伝える必要があります。よって、単に「営業担当」「会計業務」と説明するだけではなく、日常的に行う業務内容、定期的に発生する業務内容について具体例を挙げて説明すると効果的です。また職務範囲が変わる可能性があれば将来的な変化についても正直に話すことが大切です。
一方的に説明するだけでなく、「想像していた仕事内容と違う点はあるか」「やりたい業務・やりたくない業務はあるか」「この業務範囲で長く働くイメージは持てるか」と質問を投げかけ、「違和感がないか」を必ず確認しましょう。
入社してからこんな仕事は聞いていなかった等のミスマッチを防ぐために、しっかりとした説明をすることをお勧めします。
2. キャリアパスや成長の機会
「この仕事を続けた先に何があるのか」「成長は自己責任なのか会社が支援するのか」を明確に説明しましょう、明確なキャリアパスがない場合や、昇進昇級が見込めない場合、すぐの転職に繋がってしまう可能性があります。入社後のステップを説明し意欲の向上と主体性の促進を促すことによって、候補者の安心感と納得感が大きく高まります。
3. 福利厚生
転職の決め手を給与で選ぶ場合もありますが、給与だけでなく福利厚生も企業選びの大切なポイントとなります。他企業より休みの日数が多い、社員旅行や健康診断を毎年実施していて会社が費用を出している、忘年会や部門食事会等の社内イベントを実施している等、ウェルビーイング向上のために企業が取り組んでいる事柄を具体的にアピールしましょう。面接ではすべてを詳細に説明する必要はなく、候補者の関心度に応じて深さを調整するのが現実的です。
4. 会社の雰囲気
出来る限り面接過程のどこかのタイミングで一緒に働くチームメンバーにも同席してもらいましょう。
10名以下の少人数事務所での勤務や、協働・相性が重要なポジションではスキルだけでなく働き方の相性を相互に確認できる点で非常に有効です。
昨今では、オンライン面接は利便性もあり採用活動において欠かせない手法にもなっていますが、ぜひ対面式面接を実施されることをお勧めします。そうすることによって職場環境、チームメンバーの雰囲気、企業文化を候補者に実感してもらうことが可能となります。
実際のオフィスや働く人の雰囲気を体感できることは候補者にとって大きな判断材料です。