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台湾、国定休日が5日追加で年間16日に拡大へ~立法院が《記念日及び祝日実施条例》の改正案を可決

2025-05-12 00:00:00

人事労務コラム

2025年5月9日、台湾立法院は《記念日及び祝日実施条例》の修正案を第三読会で可決しました。これにより、これまで年間11日だった国定休日が、今後は5日増え、年間16日となります。

今回の改正により、これまで一部の労働者のみに適用されていた祝日も、すべての国民が対象となります。施行時期や具体的な運用方法については、今後、主管機関より発表される予定です。


新たに追加される5つの国定休日:

5月1日 労働節

9月28日 教師節(孔子誕生日)

10月25日 光復節

12月25日 行憲記念日

旧暦12月30日 大晦日の前日


<施行後の台湾の年間国定休日>

1月1日  開国記念日

旧暦12月30日 大晦日の前日<新設>

旧暦12月31日 大晦日

旧暦1月1日、2日、3日 春節

2月28日 平和記念日  

4月4日   児童節  

4月5日   清明節

5月1日 労働節<新設 ※すべての国民に適用>

旧暦5月5日 端午節

旧暦8月15日 中秋節

9月28日 教師節(孔子誕辰)<新設>

10月10日 国慶日

10月25日 光復節<新設>

12月25日 行憲記念日<新設>              …合計16日


改正法は公布日から施行されるため、行政側に異議がなければ最速で9月28日の教師節から全国一斉に休日となる可能性があります。また、政府は今後、すべての法定祝日を行事カレンダーに明記するよう求められています。